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SABU
SABU
a boutique/Nakagyou-ku Kyoto Pref./2005/photo_K.Sugino
デザイナーの店とアトリエのためのリフォーム計画。既存オフィスビルの2階床を一部撤去し、1、2階をぶち抜く真鍮の門型フレームを挿入して、ブティックとしての新生を印象づけている。既存外壁のインド砂岩部分は、その質感は残しながら黒く塗装して、真鍮とアルミニウムという2つの金属との色彩的調和をはかった。移植されたモッコウバラは以前のSABUの前庭でオーナーが大事に育ててきたもので、将来はアルミパネルの表面を覆っていくことを期待して、ステンレスのワイヤーを設けている。室内に入ると、真鍮の門型フレームを背景に、落ち着いた色調の木の床と漆喰の壁が迎え、そこにちりばめられた応本哲司のアイアンワーク、臼杵春芳のウッドワークが、インテリアのイメージを格調高いものにしている。
所在地:京都市中京区
主要用途:店舗
敷地面積:52.28㎡
建築面積:41.6㎡
延床面積:171.24㎡
規模:地上4階建
主体構造:鉄筋コンクリート造
施工:サクジ工務店
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