松ヶ崎の家

A House in MATUGASAKI

a house for a family/Sakyo-ku Kyoto-city./2014/photo_K.Sugino

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昭和以降、田園地帯から良好な低密住居地域へと変化した松ヶ崎地区に建つ、大学教授夫妻と息子３人家族のための住宅。敷地の半分を占める非建蔽地の取り扱いにおいて、南北二つの庭を設定し、それらを囲むように内部空間を配置した。コートハウス形式の内側に向かうプライベートな視覚環境と、南から北側隣家の緑地へと展開する屋内外の空間の連鎖を意識している。南側に向けて緩やかに下る屋根は、ファサード高さを低く押さえ、植栽とともに穏やかな街路景観を形成している。

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所在地：京都市左京区

主要用途：専用住宅

敷地面積：148.77㎡

建築面積：74.06㎡

延床面積：118.25㎡

規模：地上2階建

主体構造：木造在来工法

施工：サクジ工務店