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岩見沢の家

A House in IWAMIZAWA

a house/Iwamizawa-City Hokkai Pref./2006/photo_D.Nagasaka

敷地は分譲住宅地の一角で、南北に長い敷地である.建物を敷地中央に置き、その周囲に高木を植樹し、2階の横長の窓からその樹冠に取り囲まれた風景を楽しめるように計画した。建物は、南北に長い2層分のボリュームの中に、1層分の高さの箱を3つ置いたもので、2つの「谷」にはブリッジがかかっている。3つの箱にはそれぞれ寝室・サービス・ガレージの機能を与えたが、それ以外の場所はなるべく特定の機能から解放し、住み手に使い方の余地をもたせるようにした。冬の長い北海道で、変化のある断面を居住空間として楽しもうという計画である。外壁は地元産のカラマツ間伐材厚30素地仕上げ。一枚一枚カラマツの部材寸法、ねじれ具合が違うため、味わい深い表情が出ている。

所在地:北海道岩見沢市

主要用途:専用住宅

敷地面積:381.43㎡

建築面積:86.95㎡

延床面積:152.76㎡

規模:地上2階建

主体構造:木造在来工法

施工:武部建設

掲載誌:作品選集2011、新建築-住宅特集'09.05、

    リプラン'07AUTUMN&WINTER、

    新しい住まいの設計'08.03、

    Replan'08SPRING&SUMMER  

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