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今熊野の家
A House in IMAGUMANO
a house/Higashiyama-ku Kyoto Pref./2007/photo_K.Sugino
JRの4本の線路がトンネルで東山を貫通する手前、線路敷は周囲の住宅地から深く沈み込み両側は大きな法面となっている。この住宅のその法面の上にある。線路以外の周囲は密集した住宅地なので、この住宅の敷地はそうした二つの世界を表裏に持つことになる。
この計画は、この全く異なる2つの世界を両側に眺め、静かにたたずんでいる空間をつくることである。その室内空間はどちらの領域にも大きく開くことはない。ただ、眺望に優れ、プライバシ-の問題が発生しない法面側に、広がりのある横長の開口部を設けた。
もともとこの場所に建っていた小さな家が老朽化し、同じく小さくていいから自分の好きな家具を置いて暮らしたいといった、ごくシンプルな要望で話はスタートした。
所在地:京都市東山区
主要用途:専用住宅
敷地面積:159.31㎡
建築面積:82.65㎡
延床面積:82.65㎡
規模:平家建て
主体構造:木造在来工法
施工:サクジ工務店
掲載誌:新しい住まいの設計'08.06










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