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玄琢の家
A House in GENTAKU
a house for a family/Kita-ku Kyoto-city./2014/photo_K.Sugino
この住宅は、御土居を囲む高さ2m30cmの緑色のネットフェンスを避けて、優れた眺望を楽しむことが目標だった。家を北に寄せて南側に庭を取ると、すべての部屋からネットフェンスを見て暮らすことになる。そこで建物を南側に寄せ、2階に家族室を取ることにした。ウッドデッキも備えた家族室からは御土居の緑地、比叡山へと連なる東山山系、京都市街のすばらしい眺望を楽しむことができる。
御土居(おどい):1591年、豊臣秀吉が京都市街を外敵の来襲と鴨川の氾濫から守るために築いた土塁。現在は史跡としてその一部が残されているが、残念なことに、ここでは緑色のネットフェンスで囲われている。
所在地:京都市北区
主要用途:専用住宅
敷地面積:132.37㎡
建築面積:55.43㎡
延床面積:95.24㎡
規模:地上2階建
主体構造:木造在来工法
構造設計:下山建築設計室
施工:サクジ工務店
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